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H18.5.13 練習(すだち)>茜音さんへのTB [ヴァイオリンを弾いてみる]

ネット上で公開された茜音さん作成のEtudes for the Violin Op5-3を早速弾いてみました。前回に引き続き初心者向けのエチュードとのことです。

今回は、vn譜のほか、ピアノ譜、試聴サンプル(模範演奏、ピアノ伴奏)つきという充実ぶりです。譜読みが得意でない私にとって、試聴サンプルつきであることは、自分の読みが間違っていないことを確認する意味でもと~ってもありがたいです。

Gdurは弾きやすいですね~。Gdurであることと、(原則)1Pのみで弾けるというのは、初心者向けエチュードの必要条件のような気もします。

前回のOp5-1が楽しい曲だとすれば、今回の5-3は歌う曲という印象です。その分弾くのが難しいということになるのでしょうが。

移弦と装飾音符をテーマにされているとのことで、たしかに1音毎に移弦するフレーズが結構ありますね。前回のリクエスト「移弦」にお答えいただき、ありがとうございました。 m(_ _)m  意外と7小節目などが難しいですよね。

重音も出ていますが、重音が連続するわけではないのと、開放弦との重音、1指と2指の重音、2指と3指の重音等、比較的弾きやすい重音が多いので、それほどネックにはならないと思います。

初心者向けとはいえ、鈴木4巻程度を想定されているとのことです。印象の問題なのでしょうが、私的にはやはり鈴木教本4巻ザイツ×3の方が難しいような気がします。これは、私が重音が苦手だからかも知れません。重音という意味で見れば、鈴木教本3巻の後半あたりと同じくらいの難しさであるように思います。

ラストの3連符連続は多分この曲の中で最も難しいですが、速さは多少ゆっくりめでも、1音1音正確に正しいテンポで弾けるように練習しなさい、ということなのでしょう。

というわけで、今後のエチュードへの希望としては・・・

・・・重音の練習でしょう、やっぱり。

重音を中心に練習する時点で既に「初心者向け」の枠を外れている様な気もしますが。(苦笑)

つい先日まで練習していた重音の基礎練習本では、まず開放弦同士の重音をきちんと無理なく弾けるようになるように、と指摘されていました。左指を押さえる重音に行く前に、開放弦同士の重音をきちんと練習できていない人が多い、というのです。つまり重音特有のボーイングの問題なんでしょうね。

たしかに、重音は「音程」の不正確さの問題もあって(私の場合、特に重音のうち下の音程が不正確になりがちです)、これは複数の音を同時に認識する力が不足しているせいのような気もするのですが(だから、ピアノが弾ける人は重音が上手なんじゃないかなあと思ったりします)、もう一つ、「音色」の問題もありますよね。つまり、重音だと弓に余計な力が加わって、音色が雑になってしまうことが多いのではないでしょうか?

多分開放弦同士の重音の練習というのは、重音の音色を良くする練習になるんじゃないかなぁ・・・と思うのですよ。

というわけで、開放弦同士の重音を中心にした初心者向けのエチュード。言い換えれば、重音を弾く準備のためのエチュード・・・というのはどうでしょう?


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H18.5.13 練習(らいむ) [ヴァイオリンを弾いてみる]

本日は朝起きたときは喉が痛く熱がありましたが、暖かくして寝ていたら午後にはかなり楽になってきました。

そういうわけで(どういうわけだ?)、今日は練習室での練習。ただし、軽めにしておきます。

コレルリのクーラントを練習した後、ヘンデルのソナタ第4番を1回おさらい。クーラントはD線のフラジオレットが正確にとれるようになってきました。


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